概要:
iPhoneやiPadを解除できないと困ります。このような場合に便利な3つの解決方法を紹介します。さらに、端末がロックされてしまう原因とその対処法も解説します。
iPhoneのロック解除ができない場合どうしますか?プライバシーやセキュリティ面から考えると、iPhoneをリセットする方法を実行することもできます。しかし、パスワードを忘れてしまっては、そもそも端末を開くことができません。そのため、パスワードがなくても端末を開くことのできる方法を見つける必要があります。
本記事では、パスワードを忘れてしまった場合の対処法と、なぜロック解除できなくなってしまったのか、その原因を解説していきます。この記事を読んで、パスワードを忘れて、ロックされてしまった場合の解決とロックされた原因を学び、問題解決とともに、同じトラブルが二度と起こらないように対処しましょう。
iPhoneやiPadがロックされる原因には、以下のような場合が挙げられます。端末がロックされてしまった原因を知っておくことで、今後のトラブルに備えられます。まずは、トラブルが引き起こされた理由を覚えておきましょう。
通常、6回間違ったパスワードを入力すると、「iPhoneは使用できません」と表示されてしまいます。1度無効化されると、1分後に再度パスワードを入力することができますが、間違ったパスワードを7回入力した場合は、5分後に再入力、8回の誤入力では15分後、10回で60分後というように、パスワードを再入力するまでの時間がどんどん長くなってしまいます。さらに、11回パスワードを誤入力すると、iPhoneが無効化され、iTunesに接続するように指示されます。この場合、iTunesをつかって端末を復元する必要があります。
端末がロックされてしまった原因によって、適切な対処法を試す必要があります。本記事では、3つの対処法をつかったiPhoneのロック解除法を紹介します―パソコンのiTunesから端末を復元、EaseUS MobiUnlockをつかって直接ロック解除、「iPhoneを探す」機能を使って端末を消去。どの方法でも、iPhoneのロックを解除し、動作させることができますが、いずれの対処法でも端末内のコンテンツを削除することになります。
この方法を最初に紹介する理由は、EaseUS MobiUnlockを使ったこの対処法が、他の対処法よりも簡単で、確実だからです。さらに、より多くの原因に対応できます。どんな理由で、iPhone端末がロックされたかに関わらず、iPhoneやiPadのパスワードを削除し、ロックされた端末に再度アクセスすることができます。この方法では、iTunesなどを使用する必要がないので、iTunesとの同期や、iTunesソフト自体のクラッシュなどを心配する必要もありません。
上記のような利用から、優秀なiOS端末ロック解除ツール―EaseUS MobiUnlockを使って、iPhoneやiPadのロックを簡単に解除する方法をおすすめします。このソフトは、iOS端末のロック解除に特化しているので、より専門的で、iPhoneやiPad、iPod Touchでの端末ロックのトラブルを解決するのに活用できます。
(EaseUS MobiUnlockの操作手順)
ステップ1.EaseUS MobiUnlockを起動し、iPhoneをコンピュータに接続、「スタート」をクリックする。
ステップ2.接続された「端末のモデル」を確認し、「ファームウェアをダウンロード」をクリックし、端末の最新のファームウェアをダウンロードする。ファームウェアがダウンロードされたら、パッケージを選択する。
ステップ3.選択したファームウェアがダウンロードされたら、「フォームウェアを認証」をクリックして、プロセスを完了する。
ステップ4.認証が完了したら、「ロック解除」ボタンをクリックする。続いて開くウィンドウで、表示された情報を入力し、再度「ロック解除」ボタンをクリックして、iPhoneのパスワードを消去する。
ステップ5.処理が完了するのを待つ。iPhone端末がリセットされ、パスワードも消去される。
端末ロックの原因部分でも述べたように、間違ったパスワードを10回以上入力すると「iPhoneは使用できません」と表示され、端末が無効化されてしまい、iTunesに接続する必要がでてきます。この場合、端末をiTunesに接続し、iTunesから復元作業を行わなければなりません。以下で、iTunesを使った端末復元方法を詳しく解説します。
(操作手順)
1. まず、iPhoneをリカバリーモードにします。この方法は、端末モデルによって異なるので、それぞれ紹介します。
iPhone X 以降、iPhone SE (第 2 世代)、iPhone 8、iPhone 8 Plus:サイドボタンといずれか片方の音量調節ボタンを同時に長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。
iPhone 7 および iPhone 7 Plus:サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。
iPhone SE (第 1 世代)、iPhone 6s 以前:サイドボタン (またはトップボタン) を電源オフスライダが表示されるまで長押しします。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。
2. iPhoneをリカバリーモードにしたら、端末をコンピュータに接続して、コンピュータの画面にリカバリーモード検出のウィンドウが表示されるまで、ボタン(iPhone 8/8P/X、iPhone 7/ 7P:音量を下げるボタン、iPhone 6s以前:ホームボタン)を長押しします。
3. iTunesのウィンドウで、「復元」するか「アップデート」をするか尋ねられるので、「復元」を選択します。
iPhoneやiPadを紛失してしまった場合、端末の情報が悪用されないように設定するのに便利なのが、「iPhoneを探す」機能です。この方法を使った対処では、端末でiPhoneを探す機能を有効化しておく必要があります。
(操作手順)
1. iCloudサイト(https://www.icloud.com/)を開きます。もしくは、その他のiOS端末(iPhoneかiPad)を持っている場合、端末にインストールされている「iPhoneを探す」アプリを使用できます。
2. ログインをしたら、画面上部の「すべてのデバイス」から、ロック解除したい端末を選択します。
3. 端末に対する操作を求められるので、「iPhoneを消去」を選択し、処理を実行します。
4. iPhoneを消去したら再起動し、上記の方法同様、iTunesかiCloudから復元を行います。
今回紹介した対処法以外にも、iPhoneのロックを解除するための方法はありますが、まず、今回紹介した主流の解決法を試してみることをおすすめします。上記の対処法を使って、ロックを解除することはできますが、データを損失してしまうことがあるので、iTunesやiCloudのバックを行っておきましょう。また、バックアップをうっかり忘れてしまった場合でも、EaseUS MobiSaverを使って、バックアップなしでもデータを復元することが可能です。