概要:
「iPhoneは使用できません」と表示されたiPhoneを修復させるには、正しいスクリーンロックパスコードを入力するか、もしくはロック解除ツールでデバイスを初期化する方法があります。
iPhoneが大人気の理由の1つは、データ保護対策が優れているからでしょう。例えば6回以上連続で間違えたパスコードを入力すると、デバイスは使用できなくなります。この特性は、iPhoneのセキュリティとプライバシー保護対策によるものです。こうすることで、情報窃盗のような不適切行為からiPhoneを守ってくれます。
その一方、iPhoneが使用できなくなると、パスコードを忘れてしまった人には厄介なことが起こるでしょう。その場合、ロック解除をせざるを得ません。この記事では、使用できないiPhoneを元に戻す4つの方法をご紹介していきます。
iPhoneを再び使える状態にするには、正しいパスコードを思い出して入力する方法、もしくは、ロック解除ソフトやiTunes、iCloudを使ってパスコードを入力せずに元に戻す方法があります。
「iPhoneは使用できません。xx分後にやり直してください」というメッセージが表示され、その際にパスコードを思い出すことができたら、入力画面が出るまでしばらく待ち、正しいパスコードを入力しましょう。
パスコードを思い出せなかったら、「iPhoneは使用できません iTunesに接続」と表示され、その場合は以下でご説明する方法を試してみてください。
パスコードを入力せずにiPhoneを使用できる状態まで回復させるには、デバイスを初期化し、パスコード含めすべてのデータや設定を消去しなくてはなりません。その後、iPhoneの設定を行えば、通常通り使用することができます。
デバイスの初期化には、EaseUS MobiUnlockというiPhone向けロック解除ソフトが役に立つでしょう。お持ちのPCにインストールすれば、パスコードを忘れた場合やデバイスを使用できなくなった場合に、iPhoneやiPad、iPod touchのロック解除を行えます。4桁6桁のパスワードであろうが、Touch IDやFace IDであろうが、どんな認証にも対応しています。
操作手順:
ステップ1.EaseUS MobiUnlockを起動し、iPhoneをコンピュータに接続、「スタート」をクリックする。
ステップ2.接続された「端末のモデル」を確認し、「ファームウェアをダウンロード」をクリックし、端末の最新のファームウェアをダウンロードする。ファームウェアがダウンロードされたら、パッケージを選択する。
ステップ3.選択したファームウェアがダウンロードされたら、「フォームウェアを認証」をクリックして、プロセスを完了する。
ステップ4.認証が完了したら、「ロック解除」ボタンをクリックする。続いて開くウィンドウで、表示された情報を入力し、再度「ロック解除」ボタンをクリックして、iPhoneのパスワードを消去する。
ステップ5.処理が完了するのを待つ。iPhone端末がリセットされ、パスワードも消去される。
Apple公式のやり方ではiTunesを使用します。iPhoneをリカバリモードにすると、iTunesは新しいファームウェアでデバイスを回復させ、初期化が可能になります。
iTunesを使用した詳細な手順は、こちらのApple公式ガイドをお読みください。
使用できなくなったiPhoneが以下の条件を満たしていれば、iCloudの「iPhoneを探す」機能を用いて回復させることができます。
デバイスを消去する機能は、本来は紛失したiPhoneのデータ漏洩を防ぐためのものですが、リモートで接続されたiPhoneのデータを消去することもできます。つまり、使用できなくなったiPhone、iPad、iPod touchを初期化することが可能です。
操作手順:
ステップ1. 別のデバイスでiCloud.comへアクセスします
ステップ2. 使用不可のiPhoneのApple IDでサインインします
ステップ3. 「iPhoneを探す」から「すべてのデバイス」を選択します
ステップ4. 該当のiPhoneを選択し、「iPhoneを消去」をクリックします
iPhoneを初期化しロック解除を行ったら、今度は新規設定を行わなければなりません。その中に、新規のスクリーンロックパスコードの作成や、iTunesやiCloudのバックアップからデータを回復させる設定があるはずです。設定が完了すれば、通常通りiPhoneを使用することができます(Apple IDは元から利用していたものを登録する必要があります)。