概要:
本記事では、5つのパスワードなしでiPod Touchをリセットする方法を紹介します。全ての方法で、既に多くの方に試され、問題なく端末をリセットすることができています。
使っているiPodがロックされて画面が開けないトラブルは、よく起こるトラブルの1つです。もしこのようなトラブルに遭遇してしまったら、端末をリセットしてデータを消去して解除する必要があります。この記事では、ロックされたiPodを解除するための5つの解除法を紹介します。
iTunesやiCloudを使ってiPodをリセットする方法は割とよく知られている対処法だろ思いますが、初めてそれらの方法を試す方の中には複雑だと感じる方もいらっしゃると思います。
長い時間をかけてiTunesやiCloudの操作方法を習得して、端末をリセットしたり、処理が完了するのをずっと待つのは面倒だと思われる方には、専門のiOS端末解除ツール―EaseUS MobiUnlockを使用する方法をおすすめします。EaseUS MobiUnlockを使って端末をリセットすることで、ロックされたiPodも簡単かつ安全に解除することができます。具体的には、たったの4ステップでiPodのパスワードをバイパスして、端末リセットします。
その他にも以下のようなメリットが、このツールにはあります。
ステップ1.EaseUS MobiUnlockを起動し、iPhoneをコンピュータに接続、「スタート」をクリックする。
ステップ2.接続された「端末のモデル」を確認し、「ファームウェアをダウンロード」をクリックし、端末の最新のファームウェアをダウンロードする。ファームウェアがダウンロードされたら、パッケージを選択する。
ステップ3.選択したファームウェアがダウンロードされたら、「フォームウェアを認証」をクリックして、プロセスを完了する。
ステップ4.認証が完了したら、「ロック解除」ボタンをクリックする。続いて開くウィンドウで、表示された情報を入力し、再度「ロック解除」ボタンをクリックして、iPhoneのパスワードを消去する。
ステップ5.処理が完了するのを待つ。iPhone端末がリセットされ、パスワードも消去される。
もし、上記の方法で問題を解決できなかったら、iTunesを使ってiPodを復元し、端末のリセットを行うことができます。この方法では、楽曲・動画・写真・その他の情報などの端末内の全てのデータや設定を消去して、端末を工場出荷状態に初期化することになります。データ損失を防ぎたい場合は、事前にバックアップをとっておきましょう。以下のバックアップ方法も含めた操作手順を説明します。
1.コンピュータ上に最新版のiTuneを用意する。持っていない場合はAppleの公式サイト(https://support.apple.com/downloads/itunes)からインストールする。
2.iPodとコンピュータを接続する。iTunesが自動でiPodを検出するのを確認する。
3.表示されるiPodアイコンをタップする。(※iPod接続後にパスワードの入力を求められた場合は、以前にiPodとiTunesを同期させたことがないケースなので、方法3のDFUモードを使用する方法を試してみてください。)
4.「今すぐバックアップ」をクリックして、バックアップを作成して、データ損失を防ぐ。(※以前にバックアップを行ったことがあるなら、この作業は必要ありません。)
5.「iPodを復元」をクリックして、初期化のプロセスを開始する。この作業は完了までに数分かかります。
6.初期化のプロセスが完了したら、iPodをセットアップして、もう一度楽曲を入れる。
7.初期化前に端末に保存していたデータを復元したい場合は、先ほど作成したバックアップから再度取り込むことが可能。
iPod上で「iPhoneを探す」機能が有効化されていた場合は、iCloudを使ってiPod Touchを初期化することが可能です。この方法を使用したリセットでも、端末内のデータを全て消去してしまうので、必要があればバックアップを行っておきましょう。
1.端末でiCloud.comを開き、Apple IDとパスワードを使ってサインインする。
2.iCloudのメイン画面で、「iPhoneを探す」を選択する。
3.「すべてのデバイス」を選ぶ。
4.リセットしたいiPod端末を選択し、「iPodを消去」をクリック。
5.Apple IDとパスワードを入力して、消去を許可する。
※iPodが機内モードに設定されている、電源が切ってある場合は、操作方法が少し異なるので、別に紹介します。
(iPodが機内モード/電源がオフの場合)
1.デバイス選択の際に、iPodを選択すると、横に「×」アイコンが表示されるので、タップする。
2.「消去」を選択し、iPodを消去する。この操作によって、次回電源を入れた時から、他のユーザーが使用可能になる。
上記の3つの方法以外に、iPodをリカバリーモードにして工場出荷状態にリセットする方法も活用可能です。この方法でもパスワード入力の必要はありません。また、この方法で端末を初期化した場合にも、全てのデータが消去されることに注意してください。
1.電源ボタンを長押しして、iPodの電源を切る。
2.iPodとコンピュータを接続する。
3.iTunesを起動する。
4.iTunesにロゴがiPodの画面に表示されるまで、電源ボタンとホームボタンを長押しし、リカバリーモードにする。ロゴが表示されたらボタンから手を離す。
5.iTunesの画面から「復元」をクリックし、復元プロセスを開始する。
6.復元のプロセスが完了したら、iPodをもう一度セットアップする。
上記のどの方法でも上手くいかなかった場合、最後にiPodをDFUモードにして試してみましょう。
1.USBケーブルを使って、iPodとコンピュータを接続する。
2.電源ボタンを5秒間長押しする。
3.5秒後に電源ボタンを押さえたまま、「ホームボタン」も長押しする。約10秒後に画面が暗くなるまで続ける。
4.その後、ホームボタンは押さえたまま、電源ボタンを離し、iTunesでiPodが検出されたことを示すメッセージが出たら、ホームボタンも離す。
5.「復元」をクリックして、復元プロセスを開始する。この作業には数分程かかることがあります。
6.復元プロセスが完了したら、iPodを新しく再度セットアップする。
iPodのDFUモードを解除するには、端末の電源を切ります。電源ボタンをスライダーが表示されるまで長押しして、表示された、左から右へスライドさせる。
※DFUモードが上手くいかない場合は以下の方法を試して、トラブルに対処可能です。
今回紹介した5つの対処法を使って、ロックされてしまったiPodも簡単にパスワードなしで解除することが可能です。今までの説明でも度々注意書きを載せているように、中にはデータ損失を引き起こす方法も含まれているので、端末のリセット前にバックアップを撮っておきましょう。端末のリセットを行う予定がなくても、様々なトラブルが原因となり、データを損失してします可能性があります。そんなデータロスが起こっても、データ復元ツールを使ってすぐに問題を解決してしまいましょう。日頃からバックアップをとっておくのがベストですが、データを損失してしまっても、EaseUS Mobisaverなどのデータ復旧ソフトを使用できます。